ご挨拶

温暖化によって、ティッピングポイント(後戻りできない臨界点)を超える日

大量の二酸化炭素を排出し続けることで今の社会を作ってきた人たちが原因で未来の可能性が閉ざされてしまうことがあるのだとしたら、それはおそらく数百年先だが、その未来が決められてしまうティッピング・ポイントはおそらく数年先になる。 ティッピングポイントは、小さな変化の積み重ねによって、地球の気候にさらに大きな変化がもたらされたときに、ある現象が二度と戻らなくなる臨界点を指します。 何年先かは誰もわからないことだが、「あと4年しかない」という意見もある。 もしもティッピングポイントを超えてしまったら、その変化を食い止めるためにできることはほぼない。

二酸化炭素の大部分を排出しているのは個人活動よりも企業活動だ。 だから、排出を減らすためには個人でエコバッグを持つ、ライフスタイルを変えるだけでは間に合わない。 地球温暖化を起こしている大きな原因は温室効果ガスの排出だ。 この温室効果ガスのうち、90%以上の比率を占めているのが二酸化炭素。 二酸化炭素排出量を減らすために、二酸化炭素を排出する前に、大気中の炭素を減らしておくという「先減らし」の方法。 「先に減らしておいてその分を後から使おう」という「炭素の貯金」ができること。 「後から何とかする」「後で何とかなる」と、先に二酸化炭素を排出しておいて後から埋め合わせる無責任な考え方が、これまでの地球温暖化問題を起こしてきた原因である。

【次の0.1度上昇を抑えるために迅速な脱炭素を。】

世界は2度から3度の温暖化に向かう可能性がある。ティッピングポイント超えを防ぐために、私たちは手を尽くさなければいけません。 我々はいつでも、次の0.1度を上昇させないために、少しでも排出量を減らす努力を続ければいいのだと思います。

「世界を幸せにする」という私たちの夢は、皆さまの協力があればこそ実現するものと信じております。 ひとつひとつ目の前の課題に着実に取り組んで参ります。引き続きよろしくお願いいたします。

2023年06月
代表取締役社長 野口幸男

ニュースリリース

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